本文へ移動

ウクライナの人・文化・社会・未来を、日本と世界につなぐ

Ukrainavi Ukrainavi

ФОП(個人事業主)

фізична особа - підприємець(略称 ФОП)

fizychna osoba - pidpryiemets (FOP) フォップ(フィジーチュナ・オソーバ・ピドプリイェーメツ)カナは目安です

名詞句(法令上の事業者区分) 母語話者の確認:未

意味

ウクライナで事業を営む個人の登録区分。ウクライナ民法典第50条は「Право на здійснення підприємницької діяльності, яку не заборонено законом, має фізична особа з повною цивільною дієздатністю.」(法律で禁じられていない事業活動を行う権利は、完全な民事行為能力を有する自然人が有する)と定め、その活動には法律の定める手続による国家登録が必要とされる。第51条は「До підприємницької діяльності фізичних осіб застосовуються нормативно-правові акти, що регулюють підприємницьку діяльність юридичних осіб, якщо інше не встановлено законом або не випливає із суті відносин.」(自然人の事業活動には、法律に別段の定めがあるか関係の性質上そぐわない場合を除き、法人の事業活動を規律する法令が適用される)と定める。登録は法律 № 755-IV「Про державну реєстрацію юридичних осіб, фізичних осіб - підприємців та громадських формувань」(2003年5月15日)に基づき、国家登録の主体(州・市の執行機関、公証人など)が行う。Дія Сіті のレジデント企業が人を使う三つの形のひとつとして、公式サイトに「Співпраця з ФОП」が挙げられている。

使い方と注意

記事での書き方:初出は「ФОП(フォップ。ウクライナの個人事業主の登録区分)」とし、以後は「ФОП」でよい。日本語で「個人事業主」と訳すが、日本の個人事業主(税務署への開業届)とは登録の仕組みも課税も別の制度なので、日本の制度で説明しない。「ウクライナ版の個人事業主」「実質的にフリーランス」といった言い換えをしない。/混ざりやすい語:гіг-контракт(Дія Сіті のレジデントと гіг-спеціаліст が結ぶ民事契約であって、事業者の登録区分ではない)、трудовий договір(労働契約)。ウクライナのIT企業が人を使う形として ФОП・гіг-контракт・労働契約が並ぶが、三つは別物である。どの形かを確認せずに「業務委託」と一括りにしない。/単一税(єдиний податок)の税率や年間所得の上限には触れない。確認できていない(下記 ukr_lex_limits)。

働き方の用語

出典

  1. Цивільний кодекс України(第50条・第51条をウクライナ語本文で確認)|Верховна Рада України|2026-09-23 資料を見る
  2. Закон України «Про державну реєстрацію юридичних осіб, фізичних осіб - підприємців та громадських формувань» № 755-IV(2003年5月15日。表題および登録主体に関する規定を確認)|Верховна Рада України|2026-09-23 資料を見る
  3. Дія Сіті 公式サイト(レジデントが人を使う三つの形として「Співпраця з ФОП」「GIG-контракт」「Трудові договори за КЗпП」が並記されていることを確認)|Міністерство цифрової трансформації України|2026-09-23 資料を見る

この項目に誤りや、より適切な説明があれば訂正のご連絡からお知らせください。ウクライナ語を母語とする方からのご指摘をとくにお待ちしています。