記事の分野
社会を知る
ニュースの背景にある制度、経済、社会の動き。
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カルパティアの山のウクライナ人、フツル・ボイコ・レムコ
フツル、ボイコ、レムコは、カルパティア山地に暮らしてきたウクライナ人の民族誌的な集団です。東から西へ並んで住み、畑の少ないフツル地方は放牧で暮らしてきました。最も西のレムコ地方は大部分がいまのポーランドとスロバキアにあり、1944〜1947年の移住で多くの人がウクライナの平野部やポーランドの各地へ移されました。
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ブジャクの草原に移り住んだ、ブルガリア系とガガウズの人々
オデーサ州の南西部には、19世紀にドナウの南から移ってきたブルガリア系の人々と、トルコ系の言葉を話す正教徒のガガウズの人々がまとまって暮らしています。2001年の国勢調査では、旧ボルフラド地区の住民の6割がブルガリア人でした。2020年の地区の再編では、この地区の扱いをめぐってブルガリア議会とウクライナ外務省が応酬しました。
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ドナウ・デルタの保護区と、ブィストレ運河をめぐる20年
ウクライナ側のドナウ・デルタには、1998年の大統領令で生物圏保護区が設けられ、302種の鳥が記録されています。2004年に保護区の中を通るブィストレ運河が開かれると、ルーマニアがエスポー条約の調査手続きを求め、2006年に調査委員会は重大な悪影響の可能性が高いと結論しました。この案件は2024年12月に締約国会議で終結しました。
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10年の禁輸が切れても、丸太は国外に出ない。ウクライナの森林と木材
ウクライナは2015年、未加工の木材の輸出を10年間禁じました。松以外の期限が切れた2025年11月からは、輸出の許可制と「ゼロの枠」で同じ状態を続けています。国土の15.9%を占める森林、EUとの仲裁で「違反」とされた経緯、158の国営林業企業の統合までを、法令と公的機関の発表で見ます。
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改正法は7本、うち1本は違憲に。ウクライナ憲法の30年
1996年6月28日に採択されたウクライナ憲法は、2019年までに7本の法律で改正されました。2004年の改正は2010年に憲法裁判所が手続き違反として効力を失わせ、2014年に議会が戻しました。司法の章の書き換え、EUとNATOへの加盟の方針、そして戒厳令のもとで改正が禁じられている条文まで、改正法の本文からたどります。
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役人は1年でウクライナ語を。1923年に始まった「ウクライナ化」
1923年8月1日、ソ連ウクライナ政府は、職員に1年でウクライナ語とロシア語を身につけるよう命じ、できなければ解雇すると定めました。ソ連全体の「現地化」の一部として始まったウクライナ化の決定の中身、首都ハルキウでの進み方、学校や新聞の数字、1930年代初めに方針が覆るまでをたどります。
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ベクレル、シーベルト、毎時と年間。原発のニュースに出てくる単位
ザポリッジャ原発について、IAEAは「放射線の値は通常どおり」とたびたび発表しています。ベクレル・グレイ・シーベルトの違い、「毎時」と「年間」の数字の結び方、ウクライナの法律に残るキュリーやベルという古い単位、そしてIAEAの発表が何を伝え、誰から聞いた情報なのかを見分ける手がかりをまとめます。
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発電・送電・配電・小売。ウクライナの電気が家に届くまで
ウクライナの電気は、発電、送電、配電、小売の四つの事業者を通って家庭に届きます。2017年の電力市場法がこの分け方を定め、2019年7月1日から新しい卸市場の取引が始まりました。国営のウクルエネルゴ、州ごとの配電会社、家庭と契約する小売事業者、料金を決める規制機関の役割をまとめました。
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家庭の電気は1キロワット時4.32フリヴニャ。ウクライナの料金と停電の予定表
ウクライナの家庭向けの電気の値段は、市場ではなく内閣の決定で決まり、2024年6月から1キロワット時あたり4.32フリヴニャです。その差を国営の発電会社がどう負担しているか、2021年からの値段の推移、1時間ごとの停電の予定表と緊急停電の違い、家庭が予定を知る先をまとめました。
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ハンガリー語で学べるのは何年生までか。教育法第7条をめぐる6年
ザカルパッチャ州のハンガリー系の学校では、2017年の教育法で5年生から上の授業をウクライナ語に移すことになり、ハンガリー政府は強く反発しました。2020年の法律で割合が決まり、2023年12月の改正を経て、ハンガリー語などEUの公用語で学べる範囲は大きく広がりました。