テーマ
文化遺産と博物館
ユネスコの世界遺産・無形文化遺産、国の目録、博物館の収蔵品。何が、どう守られてきたかを扱う記事です。
記事22本
-

ピサンカ──蜜蝋で「書く」ウクライナの卵と、2024年のユネスコ記載
2024年12月、ユネスコの代表一覧に記載されたのは、ウクライナとエストニアの共同申請による「ピサンカ、卵を飾るウクライナの伝統と技芸」でした。辞書と博物館はこの卵をどう呼び分けるのか。「この模様はこういう意味」という解読に、ウクライナの研究者はどんな警告をしているのか。残っている最古の手がかりは、卵ではなく12世紀の焼き物です。
-

ヴィシヴァンカ──地域で違う刺繍と、十九世紀末に入った柄
ウクライナの刺繍シャツ「ヴィシヴァンカ」は、地域ごとに技法も色も違います。いま「伝統的」として並ぶ柄には、十九世紀末に石けんの包み紙から来た十字刺しも混じります。模様の意味として語られる説明は、資料でどこまで裏づけられるのか。国の一覧とユネスコの一覧でどう扱われているかも見ます。