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ウクライナの人・文化・社会・未来を、日本と世界につなぐ

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祝日と行事

クリスマス、イヴァン・クパーラ、独立記念日。暦と祝日、節目の習わしを扱う記事です。

記事19本

  1. 文化・歴史/解説

    ウクライナのヴァレーニキは、餃子やピエロギとどう違うか

    ヴァレーニキ(вареники)は、酵母を入れない生地で具を包み、湯でゆでるウクライナの料理です。名前は「ゆでる」という動詞から来ています。じゃがいも、сир(凝乳)、キャベツ、果実と肉を使わない具も多く、サワークリームを添えます。日本の餃子との違い、地域によって「ピロヒ」とも呼ぶこと、ポーランドのピエロギ・ルスキェの名の意味を見ていきます。

  2. 社会を知る/解説

    11月21日は「尊厳と自由の日」。2004年と2013年、二つの広場の始まり

    ウクライナの「尊厳と自由の日」(11月21日)は、2014年11月13日の大統領令で定められた記念日です。2004年のオレンジ革命と、2013〜2014年の尊厳の革命は、どちらも11月21日に独立広場に人が集まったことから始まりました。令の文言と名前の移り変わり、二つの11月21日の出来事を原文と判決から並べます。

  3. 文化・歴史/解説

    枕の下の贈り物と、冬と春の二人のミコラ ── ウクライナの聖ミコライの日

    ウクライナでは、聖ミコライの日の前の夜に子どもの枕の下へ贈り物を置く家があります。二つの大きな教会の暦では、この日は2023年9月から12月19日ではなく12月6日になりました。4世紀の司教の伝説、冬と春の言い伝え、贈り物の習わしの由来をめぐる事典の書き方の違い、ソ連の時代のディド・モローズとの関係を、事典と教会の暦から見ていきます。

  4. 文化・歴史/解説

    2026年は西方より1週間遅い4月12日。ウクライナの復活祭の決まり方

    2026年の復活祭は、ローマ・カトリックが4月5日、ウクライナ正教会とギリシャ・カトリック教会が4月12日でした。2023年の暦の改正でクリスマスは12月25日に移りましたが、二つの教会は復活祭の計算を変えていません。春分と満月の決め方、年ごとのずれ、復活祭から数える祝日、国の祝日としての扱いを、教会の決定と教会暦から見ていきます。

  5. 人と暮らし/実用ガイド

    日本の祝日は16日。振替休日のきまりと、前の年に決まる春分の日

    日本の「国民の祝日」は祝日法で年16日と決まっています。日曜日と重なったときの休日、祝日にはさまれた日の休日、前の年の2月に決まる春分の日と秋分の日、1948年の9日から16日になるまでの改正、役所・学校・会社で祝日の扱いがどう違うかをまとめました(2026年9月時点)。

  6. 人と暮らし/解説

    誕生日より大切にされてきた「名の日」。聖ミコラの日は12月6日へ

    ウクライナの「名の日」(イメニヌィ、天使の日)は、自分の名前のもとになった聖人の記念日です。事典は、かつては誕生日より大切な祝いだったと書いています。2023年9月に二つの大きな教会が新しい暦に移り、教会の暦の上では名の日も13日早まりました。名前のつけ方、洗礼名とふだんの名前、呼び名の違いとあわせてまとめます。

  7. 文化・歴史/解説

    聖メラニアの日の晩、仮装して家々を回る「マランカ」

    「マランカ」は、聖メラニアの日の晩に若者が仮装して家々を回る、新年の前夜の行事です。事典は、女装した若者のマランカやヤギの役が家を訪ね、いたずらをして祝い歌で締めくくると書いています。国の無形文化遺産の目録には、ブコヴィナとベレルヤ村のマランカ、全国の「豊かな夕べ」の三つが載っています。日付が12月31日と1月13日に分かれる理由も説明します。

  8. 人と暮らし/解説

    11月9日から10月27日へ。ウクライナ語の日と、ラジオの書き取り

    ウクライナ語の書き言葉と言葉を記念する日は、1997年の大統領令で年代記作者ネストルの記念日に置かれ、2023年に11月9日から10月27日へ移りました。休みの日ではありません。この日に合わせて2000年から続く、公共放送の「国民統一のラジオ書き取り」の仕組みと、2026年の状況をまとめました。

  9. 文化・歴史/解説

    上の段で降誕、下の段で笑い話。二階建ての人形劇ヴェルテプ

    上の段ではキリストの降誕とヘロデ王、下の段では農民や兵士、ザポリッジャのコサックの笑い話。二段の木の箱で演じられたウクライナの人形劇ヴェルテプの舞台と登場人物、始まりの時期をめぐる事典の書き方の違い、残る台本、20世紀の「生きたヴェルテプ」までを、ウクライナとカナダの事典からまとめました。

  10. 人と暮らし/実用ガイド

    3月は白樺、11月は落ち葉。ウクライナ語の月と日付と数字

    ウクライナ語の月の名前の多くは、白樺(3月)、鎌(8月)、落ち葉(11月)のような自然や畑仕事から来ています。12か月と曜日の名前の由来、日.月.年の順に書く日付の書き方と読み方、数字と名詞の組み合わせ方を、ウクライナの辞書と正書法、行政文書の規則でまとめました。

  11. 社会を知る/解説

    「ウクライナ国家の日」は、聖ヴォロディーミルの日に置かれた

    ウクライナの祝日「ウクライナ国家の日」は、2021年の大統領令で生まれ、2022年の法律で祝日になり、2023年の法律で7月28日から7月15日へ移りました。なぜキーウ・ルーシの洗礼の日と重ねたのか、なぜ13日早めたのかを、大統領令と法案の説明書からたどります。2026年9月時点の扱いも書きます。

  12. 文化・歴史/解説

    刺繍ではなく、織りで模様を出す。クロレヴェツのルシュヌィク

    ウクライナ北東部スームィ州の町クロレヴェツでは、儀礼の布ルシュヌィクの赤い模様を、針ではなく機で織り出してきました。「拾い織り」の技法と模様、婚礼や葬儀での使われ方、事典ごとに違う始まりの年、2012年からの国の無形文化遺産一覧と2020年の地理的表示の登録をまとめます。

  13. 頭に花輪をのせ刺繍のシャツを着た二人の少女が、焚き火のそばに座っている

    文化・歴史/解説

    花輪を川に流し、火を跳び越す夏至の祭り「イヴァン・クパーラ」

    ウクライナの夏至の祭り「イヴァン・クパーラ」は、キリスト教以前の儀礼が洗礼者ヨハネの祝日と重なって残ったものです。旧暦では7月の祭りでしたが、2023年の暦の改革で教会の祝日は6月24日に移りました。事典が記録する花輪や火の習俗、歌、ソ連の時代の変化をまとめます。

  14. 文化・歴史/解説

    独立記念日は8月24日。戒厳令で休みの規定が止まったウクライナの祝日

    ウクライナの独立記念日は、1991年8月24日の独立宣言にちなむ祝日です。ただ、最初に祝日とされた「独立の日」は1990年の主権宣言の7月16日でした。労働法典が定める九つの祝日と、2022年3月から戒厳令のあいだ祝日の休みの規定が適用されていないことを、条文から説明します。

  15. 陶器の鉢に盛られた穀物とケシの実の料理クチャー

    文化・歴史/解説

    ウクライナのクリスマスは1月7日から12月25日へ

    ウクライナでは2023年7月の法律で、国の祝日の一覧から1月7日のクリスマスが外れ、12月25日だけが残りました。同じ年の9月には、二つの大きな教会が12月25日に祝う暦へ移っています。法律、教会の暦、家庭の祝い方を分けて、聖夜の12品やコリャードカまで説明します。

  16. 皿に盛られた赤いボルシチ

    文化・歴史/解説

    ウクライナの食卓──ボルシチのユネスコ記載と、地域で変わる料理

    ボルシチのユネスコ記載は、代表一覧ではなく「緊急に保護する必要がある無形文化遺産の一覧」への記載です。穀物の粥、パスカの東西の形、地方ごとの料理のまとまり、酒と豚肉の加工品まで。由来や発祥の説明で裏づけの取れないものは、記事末尾にまとめています。

  17. レースの布の上に並ぶ3個の装飾卵

    文化・歴史/解説

    ピサンカ──蜜蝋で「書く」ウクライナの卵と、2024年のユネスコ記載

    2024年12月、ユネスコの代表一覧に記載されたのは、ウクライナとエストニアの共同申請による「ピサンカ、卵を飾るウクライナの伝統と技芸」でした。辞書と博物館はこの卵をどう呼び分けるのか。「この模様はこういう意味」という解読に、ウクライナの研究者はどんな警告をしているのか。残っている最古の手がかりは、卵ではなく12世紀の焼き物です。

  18. 刺繍のシャツを着て腰かける口ひげの男性

    文化・歴史/解説

    『シチェドリク』から「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」へ ── 同じ旋律が二つの歌になるまで

    クリスマスの定番として知られる「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」の旋律は、ウクライナの新年の祝い歌『シチェドリク』に由来します。1922年10月5日のカーネギーホール公演で北米に渡り、1936年に英語詞がつきました。その英語詞は原詞の翻訳ではありません。一つの旋律がどこで二つの歌に分かれたのかを、資料でたどります。

  19. 木の梁に掛けられた刺繍入りのシャツと、刺繍の布ルシュヌィク

    文化・歴史/解説

    ヴィシヴァンカ──地域で違う刺繍と、十九世紀末に入った柄

    ウクライナの刺繍シャツ「ヴィシヴァンカ」は、地域ごとに技法も色も違います。いま「伝統的」として並ぶ柄には、十九世紀末に石けんの包み紙から来た十字刺しも混じります。模様の意味として語られる説明は、資料でどこまで裏づけられるのか。国の一覧とユネスコの一覧でどう扱われているかも見ます。

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