本文へ移動

ウクライナの人・文化・社会・未来を、日本と世界につなぐ

Ukrainavi Ukrainavi

テーマ

映画

ドヴジェンコの無声映画から近年のドキュメンタリーまで。ウクライナに関わる映画と、その作り手の記事です。

記事17本

  1. 文化・歴史/解説

    ウクライナ語の声で配給証明を受けた、宮崎駿の9作品と『天気の子』

    2019年から2021年にかけて、宮崎駿監督の9作品がウクライナ語の音声つきで映画館の配給証明書を受けました。『天気の子』は「吹き替え」、『ONE PIECE FILM RED』は「字幕」。国立映画庁の証明書の記録から、日本のアニメが映画館・テレビ・ビデオでどう届いてきたか、作品の題名の変化とあわせて見ていきます。

  2. 文化・歴史/解説

    ウクライナ映画ベスト100の18位、キーウのアニメ『ヴルンゲリ船長の冒険』

    『ヴルンゲリ船長の冒険』は、キーウの撮影所キーウナウクフィルムのアニメーション部門で作られた全13話のシリーズです。監督ダヴィド・チェルカスキーの経歴、監督が足したギャングの筋、資料ごとに違う作品の年、日本では『ほらふき船長航海記』の題で訳された原作、ロシア語の言葉遊びを見ていきます。

  3. 文化・歴史/解説

    公開まで20年待った『短い出会い』と、監督キーラ・ムラトワ

    1967年にオデーサ映画撮影所で完成した『短い出会い』は、およそ20年ほとんど上映されず、1971年の『長い見送り』とともに1987年に公開されました。監督キーラ・ムラトワの生涯を、事典、大統領令、ベルリン国際映画祭の記録で追い、資料ごとに違う年も並べます。

  4. 文化・歴史/解説

    会員の2段階の投票で選ぶ「ゾロタ・ジガ」とウクライナ映画アカデミー

    ウクライナの国民映画賞「ゾロタ・ジガ」は、映画の作り手の団体ウクライナ映画アカデミーの会員の投票で、多くの部門の受賞者が決まります。2026年7月には第10回が開かれました。会員の資格、2段階の投票、全面侵攻で遅れた回、米国アカデミー賞に出す作品を選ぶ委員会の決まりを、アカデミーの規程と発表から並べます。

  5. 文化・歴史/解説

    1896年9月、ハルキウの行列を撮った1分半。写真家フェデツキー

    1896年9月30日、ハルキウの写真家アルフレッド・フェデツキーは、町を進むイコンの行列を約1分半のフィルムに収めました。12月2日には歌劇場で自作の映像を上映しています。ジトーミル生まれの写真家が映画に関わった1年あまりの記録と、「ウクライナで最初の映画」という言い方が何を数えているのかを、事典と研究書からたどります。

  6. 文化・歴史/解説

    33本の学生映画から始まった、キーウの映画祭「モロジスト」

    キーウの国際映画祭「モロジスト」は、1970年に演劇大学の映画学部の学生作品を2日間で33本見せる上映会として始まりました。1993年に国際映画製作者連盟(FIAPF)に国際映画祭として登録され、2025年秋に第54回を開いています。始まりの経緯、「国際」になった時期、2020年の延期と2022年12月の開催まで、主催者と事典の記録から並べます。

  7. 文化・歴史/解説

    22年公開されなかった『渇いた者の井戸』と、ウクライナの詩的映画

    1965年に撮られたユーリー・イリエンコ監督の『渇いた者の井戸』は「思想的な逸脱」を理由に棚に置かれ、公開は1987年でした。『火の馬』のあと、キーウの撮影所で続いた「詩的映画」の主な作品と、事典と所蔵機関で食い違う製作年、1974年に閉じられた経緯、そして「詩的映画」という呼び名の出どころをまとめます。

  8. 社会を知る/解説

    外国映画はウクライナ語で。映画館の言葉を決めてきた法律

    ウクライナの映画館では、外国映画はウクライナ語に吹き替えて上映するのが原則で、原語にウクライナ語の字幕を付けた上映は、映画館ごとに月の上映回数の10%までです。1998年の映画法から、2007年の憲法裁判所の決定、2012年の言語法、2019年の国家語法、2024年の英語の法律まで、映画の言葉の条文の移り変わりをまとめます。

  9. ビジネス・復興/解説

    予算1億8,700万フリヴニャのアニメ映画『マウカ』と制作スタジオ

    レーシャ・ウクラインカの戯曲をもとにしたアニメーション映画『マウカ 森の歌』は、2016年に国の公募に選ばれ、2023年3月にウクライナで公開されました。構想から公開までの年表、予算と国の資金、国家映画庁が発表した「独立以来最高」の興行収入が何と比べた数字なのか、国外での公開と続く企画を、制作会社と国の発表からまとめます。

  10. 文化・歴史/解説

    ほとんど台詞のない三人のコサック。アニメ『コサックたち』

    フライ、オコ、トゥルの三人のコサックが、粥を煮て、サッカーをして、花嫁を救い出す。1967年にキーウの撮影所で始まったヴォロディーミル・ダフノ監督のアニメーション『コサックたち』の作品一覧、資料で食い違う本数と最終作の年、編集台帳に残る言葉、撮影所の名前の移り変わりを、ドヴジェンコ・センターの資料と事典からまとめました。

  11. ビジネス・復興/解説

    映画1本に国はいくら出すか。ウクライナの映画支援法と公募

    ウクライナの映画支援は2017年の法律で決まり、2026年6月の改正で書き換えられました。国が出せるのは、商業的な映画で製作費の70%まで、子ども向けや映画祭向けで80%まで、教育映画やデビュー作は100%まで。お金の出どころ、公募の決め方、外国の撮影への払い戻し、ロシアの映画を締め出す条文まで、条文から追います。

  12. 文化・歴史/解説

    ドヴジェンコが映画を撮り始めた、オデーサ映画撮影所

    オデーサ映画撮影所は1919年に生まれ、1920年代にはウクライナ映画の中心でした。ドヴジェンコが最初の作品を撮ったのもここです。1930年代以降はモスクワの撮影所の拠点として使われた時期があり、いまは非公開の株式会社で、国の持ち分をめぐる裁判もありました。名前の変遷、主な作品、いまの所有をたどります。

  13. 文化・歴史/解説

    国の映画アーカイブ、ドヴジェンコ・センターの30年

    キーウのドヴジェンコ・センターは、1994年の大統領令で生まれたウクライナ最大の映画アーカイブで、2025年1月時点で6万2千点あまりのフィルムを預かっています。何を保管し、何を取り戻してきたか、2022年の「再編」命令と裁判がどう終わったか、2025年に国立の地位が与えられるまでをまとめます。

  14. 文化・歴史/解説

    山の霊と羊飼いの夏、コツュビンシキー『忘れられた祖先の影』

    映画『火の馬』の原作、ミハイロ・コツュビンシキーの中編小説『忘れられた祖先の影』(1911年)は、カルパティアの高地に暮らすフツルの村の物語です。対立する家に生まれたイヴァンとマリチカ、夏の放牧地の暮らし、山の霊と呪術師。作家の生涯と、村に滞在した年を事典で確かめながら、小説の中身をたどります。

  15. 白黒映画の一場面。空を見上げる若い女性の顔とヒマワリの花

    文化・歴史/解説

    公開9日で上映を止められた、ドヴジェンコの映画『大地』

    1930年4月8日にキーウで公開されたオレクサンドル・ドヴジェンコの無声映画『大地』は、モスクワの批評家に攻撃され、9日でソ連の映画館から消えました。その夏に西欧で上映されて評価され、1958年にブリュッセルで行われた映画批評家の国際投票では、映画史上の12本の傑作の一つに選ばれています。作品の中身、上映停止までの経過、監督のその後をまとめます。

  16. キーウのドヴジェンコ記念撮影所の建物群

    文化・歴史/解説

    「ウクライナ映画」は五つのものを指す──製作国・舞台・作り手

    「ウクライナ映画」という言葉は、少なくとも五つの異なるものを指しています。ウクライナで製作された作品、共同製作国のひとつである作品、ウクライナを舞台にした他国の作品、ウクライナ出身の作り手が他国で作った作品、そして旧ソ連期の作品。製作国の記載がわかる作品を例に、分け方と調べ方を示します。

  17. ウクライナ映画の魅力

    文化・歴史/解説

    ウクライナに関わる映画7作品と監督・俳優

    この記事は2024年10月に公開したものです。「ウクライナ映画」という言葉が指すものの違い(製作国・舞台・作り手)は、「「ウクライナ映画」は五つのものを指す──製作国・舞台・作り手…

    年公開

「文化と芸術」のテーマ

すべてのテーマを見る