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ウクライナの人・文化・社会・未来を、日本と世界につなぐ

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言語と政策

出版の禁止から国家語法、手話、クリミア・タタール語の文字まで。国が言葉をどう扱ってきたかをたどります。

記事12本

  1. ビジネス・復興/データ・資料

    ウクライナ語の本は9割近くに。数字で見るウクライナの出版

    ウクライナで2025年に出た本は1万5,069点で、ウクライナ語の本が9割近くを占めます。2022年に半分以下に落ちた刊行点数の推移、2023年に効力を持ったロシアとベラルーシの本の輸入禁止、18歳に本の購入費を給付する「єКнига」や書店の家賃補助まで、書籍会議所の統計と法律の条文からまとめました。

  2. 社会を知る/解説

    Q、Ñ、Ğを含む31文字。クリミア・タタール語のラテン文字

    ウクライナの内閣は2021年9月22日、クリミア・タタール語の字母を31文字のラテン文字で定め、学校の教育を2025年9月1日までに移すよう求めました。アラビア文字からラテン文字、キリル文字へと書き方を変えさせられてきた経緯と、ロシアの法律がキリル文字を強いる占領下のクリミアとの違いをまとめます。

  3. 文化・歴史/解説

    2019年の正書法は、7年後に「国家語の標準」になった

    ウクライナ語で「プロジェクト」を проєкт と書くのは、2019年に改められた正書法の規則です。この正書法は2021年に一審で無効とされ、控訴審と2024年の最高裁で覆りました。2026年3月には、内閣の決定に代わって国家語法に基づく「国家語の標準」になりました。変わった規則と、その7年間をまとめます。

  4. 社会を知る/解説

    ウクライナ手話は法律で「言語」とされた。専用の法律はまだない

    2019年の国家語法は、ウクライナ手話を独自の語彙と文法を持つ自然の言語と定め、誰もが使い、学び、手話で教育を受ける権利を書き込みました。一方で、手話の地位を定めるはずの専用の法律は成立しておらず、2026年7月の調査では全国向けテレビ36局のうち手話通訳があったのは2局でした。

  5. 社会を知る/解説

    店の応対は1年半後、地方紙は5年後に。段階を踏んだウクライナの国家語法

    2019年に採択されたウクライナの国家語法は、施行日に全部が効力を持ったわけではありません。店での応対は1年半後、紙の新聞は2年半後と5年後、試験の言語は2030年と、分野ごとに時期がずらしてあります。2012年の言語法が違憲とされた経緯、罰金の仕組み、欧州から批判を受けた少数言語の扱いにも触れます。

  6. 文化・歴史/解説

    「キエフ」が「キーウ」になった日と、地名の綴りの決まり方

    2022年3月31日、外務省はウクライナの首都の呼び名を「キエフ」から「キーウ」に改めました。変わったのは都市の名前ではなく、Київ の書き写し方です。ラテン文字の綴りを定めるウクライナの政府決定、#KyivNotKiev、法令による地名の改称、歴史資料の中の旧表記の扱いを順に見ていきます。

  7. 文化・歴史/解説

    ウクライナ語とロシア語はどこが違うのか

    ウクライナ語とロシア語は同じキリル文字を使いますが、ウクライナ語には і、ї、є、ґ があり、ы、э、ъ、ё がありません。「г」の音、「はい」「いいえ」の語、ポーランド語からの借用にも違いが出ます。帝政期に「方言だ」とされた経緯とあわせて、二つの言語の近さと遠さを説明します。

  8. 毛皮帽とマントをまとい、紋章の盾の前に立つヘーチマン、イヴァン・マゼーパの全身像。下部に署名の複製が添えられている

    文化・歴史/解説

    コサックの自治が終わり、ウクライナ語の出版が禁じられるまで

    1648年のフメリニツキーの蜂起から、原本が残っていない1654年のペレヤスラウ協定、1764年のヘーチマン職廃止と1775年のシーチ破壊、1863年と1876年のウクライナ語出版の禁止を経て、第一次世界大戦の直前までをたどります。蜂起のなかでユダヤ人共同体が受けた被害は、推計の違いをそのまま示しています。

  9. 古い本の見開き。左ページにコブザを弾く老人と少年の版画、右ページに詩の冒頭

    文化・歴史/解説

    ロシア帝国でウクライナ語の出版が禁じられた翌年、日本では東京大学が開かれた

    1876年のエムス法令は、ロシア帝国の中でウクライナ語の本の印刷を禁じました。翌1877年の4月、日本では東京大学が開設されています。禁じられる前に出ていた『エネイーダ』(1798年)と『コブザール』(1840年)から書き起こし、ペリー来航から1919年までを、二つの国の暦の違いに注意しながら並べます。

  10. キーウを流れるドニプロ川と橋のパノラマ

    社会を知る/解説

    ウクライナはどんな国か──面積、人口、言葉、暮らし

    ウクライナの面積や人口、話される言葉、日々の暮らしの基礎をまとめました。最後の国勢調査は2001年で、それ以降の人口はすべて推計です。数字ごとに、いつ時点のどの範囲のものかを添えて、地理・言葉・暮らしの順に見ていきます。

  11. 文化・歴史/実用ガイド

    ウクライナの人の名前──ローマ字の綴り、父称、呼びかけの形

    ウクライナの人と仕事や取材で関わるとき、最初につまずくのは名前です。ローマ字の綴りは閣僚会議決定第55号の転写表で決まっていますが、本人が別の綴りを使っていることもあります。本人が使っている表記を最優先にしたうえで、父称、呼びかけで変わる形、入力フォームで起きること。名前を取り違えないための手順です。

  12. ウクライナの言語とロシアとの違い

    文化・歴史/解説

    ウクライナの言語事情|ロシア語との違いとウクライナ語への翻訳方法を解説

    ウクライナでは、歴史的背景からウクライナ語とロシア語が使われています。 ビジネスでウクライナを訪れたりウクライナ人とやりとりしたりする際に、少しでもウクライナ語がわかると良好な関係…

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